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May

本日は米雇用統計発表

user 著者 鳥羽賢

3日夜に米4月雇用統計が発表される。

予想は25万人増

3日午後9時半に米4月雇用統計の発表が予定されており、前月比24万3000人増と予想されている。1日水曜に発表された4月ADP雇用統計は予想を上回る数字が出ており、雇用統計も予想より良い数字が出てくる可能性がある。そのような状況だが2日未明の米政策金利発表とパウエル議長の会見で将来の利下げが示唆され追加利上げが否定されたことが買い材料となり、2日のNY株式市場は序盤から堅調な展開が続きダウ工業平均は322ドル高で終了した。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの4月雇用統計が発表されます。

日本225(円)

本日は日本が休場

3日は日本が憲法記念日のため東京株式市場が休場している。一方2日未明に米政策金利が発表された後午前5時頃に日銀の介入と思われる急激な円高があり、日経225先物も同時に数百円急落した。その流れから2日朝の日経225平均は270円安の38,004円で寄り付き、場中は前場に前日終値付近まで上昇。後場になると主に38,200円台で推移し、終値は38円安の38,236円だった。

米ドル/円

日銀介入観測後円高進行

すでに述べたように2日午前3時に米政策金利が発表され、その後午前5時頃から介入と思われる急激な円高が発生。一時は1ドル=153円をつけた後リバウンドし、午前10時頃までに156円を回復した。だが再度の介入への警戒感からその後は緩やかながら日中から夜にかけて一貫して円高が進行。夜に発表された複数の米経済指標もトレンドを変えるに至らず、3日朝方には153円付近まで円高になった。

ココア

今週3度目の大幅安

西アフリカの生産国であるガーナやコートジボワールでの生産不良を背景として、年明け以降4月中旬頃までココア価格は暴騰が続いてきた。しかし価格の上がり過ぎによる需要減退観測から、4月下旬になって地合が転換。今週はすでに29日と1日の2回、約10%の暴落があり1日は1トン=8,000ドル付近で終了した。そして始まった2日のNY先物市場でもココア売りは止まらず、この日も約8%安の7,350ドルで終了した。

ビットコイン

2ヶ月ぶりの安値から反発

今週に香港に上場したビットコインとイーサリアムETFの取引量が低調だったことで、今週のビットコインは軟調な動きとなった。また2日未明による為替介入観測で円高になったことで特に円建てのビットコイン価格が下落し、一時は2月末以来の安値となる882万円をつけた。しかしその後は新しい売り材料はなく日中から夜にかけて緩やかに反発して900万円を回復した。(注:チャートは米ドル表記です)

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