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May

本日から東京株式市場が再開

user 著者 鳥羽賢

7日は連休が明けて日本の株式市場が再開する。

連休中のNY株高を受けて高く寄り付き

日本では6日の振替休日をもってGWが終わり、7日から株式市場が再開する。6日のNY株式市場は先週発表された米4月雇用統計が予想を下回りFRBの早期利下げ観測が再度高まったことなどから買い安心感が広がり、ダウ工業平均は4営業日連続高となる176ドル高で終了。日本が休場していた先週3日もプラスで終わっており、休場中のNY株高を受けて7日の東京市場は堅調な展開となっている。

今日の展望

今日は午後1時半にオーストラリアの政策金利が発表されます。

日本225(円)

先物上昇し39,000円に近付く

6日は日本が振替休日のため東京株式市場は休場していたが、大阪などの日経225先物は取引が行われた。先週終盤には上昇して38,300円付近で終了した先物は、週明け6日も午前中から上昇。午後になると38,600円付近で一旦止まった後、夜以降のNY株高を受けてまた買いが再開し、7日早朝には39,000円に接近したものの7日の東京市場が始まると数百円急落している。

米ドル/円

週明けは再度円安進行

先週金曜夜に発表された米4月雇用統計が予想を下回ったことで、発表直後に急激な円高・米ドル安になり一時は1ドル=151円台をつけた後、152円台後半で先週を終了。だが週明けになるとまた円売りが再開し、市場開始直後から正午すぎにかけて1円ほど円安に動き153円台後半に。その後はしばらく動かず153円台後半に留まっていたものの、7日朝方にまた円安になり154円を超えた。

ビットコイン

一時1,000万円を回復

発表された米経済指標が軒並み好調なことでFRBによる利下げ予想時期が後ずれし、先週はビットコインなど仮想通貨が下落してビットコインは一時900万円を割った。しかし3日夜の米4月雇用統計が予想を下回ったことで、早期利下げ観測の台頭でビットコインの地合が変わり急上昇。週末は主に970万円台で推移し、6日の夕方頃には一時1,000万円を回復した。(注:チャートは米ドル表記です)

中東不安などから買われる

NY金は先週金曜夜の米4月雇用統計発表直後に一時急騰した後、別の米経済指標が発表されると約1ヶ月ぶりの安値となる2,280ドルをつけた。そして週明け6日は2,300ドル付近でスタートしたが、中東情勢への懸念や米利下げ観測が高まり金利を生まない資産である金の相対的価値が高まったことなどから買いが入り上昇。上昇は夜まで続き、夜から7日未明は2,320ドル台で落ち着いた。

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