28日はNY株式市場が半日取引だった。
27日は米が感謝祭のためNY株式市場が休場し、翌日である28日も現地時間午後1時までの半日取引だった。先週終盤からFRBによる近い将来の追加利下げ観測が再燃したことで、地合が改善しダウ他主要指数は連日上昇している。休場明けとなった28日もダウは序盤から上昇してこの日を289ドル高で終了。先週から数えて5営業日連続上昇となった。
来週月曜の展望
来週月曜は午後12時にアメリカの11月ISM製造業景況指数が発表されます。
前日のNY株式市場が感謝祭のため休場し、材料難となった28日の東京株式市場は高市政権になってから珍しいボラティリティが非常に低い相場となった。日経225平均は51円高の50,218円で寄り付き、前場に一旦50,000円を割るところまで落ち込んだが後場になると反発して50,000円を回復。そのまま小幅上昇して86円高の50,253円で終了し、高値かと安値の差は300円未満だった。(注:チャートが一部途切れています)
28日朝方には1加ドル=111円40銭だったカナダドル/円は、日中は大きな動きがなく横ばい。午後9時前後に多少変動したが、午後10時半のカナダの第3四半期GDP発表前まで大きくは動かなかった。そして発表されたGDPは予想の前期比年率0.5%増を大きく上回る2.6%増だったことで、発表後にカナダドルが112円まで急騰。そこで上昇は止まり20~30銭ほど反落し、111円70銭台で今週を終えた。
財政の健全性などを背景に買われ続け今月になって1フラン=195円を突破して史上最高値を更新したスイスフランだが、ここ1週間ほどは日銀の利上げ観測などを背景にようやく上昇が止まっている。28日午前中は194円台前半で推移。そして午後5時にはスイスの第3四半期GDPが発表され、予想の前年同期比0.6%増に対し発表は0.5%増と下回った。この発表の前後数時間でフランが売られて一時193円60銭をつけたが、その後反発して今週の終値は194円40銭だった。
10月中旬から今月20日頃にかけて大きく崩れたビットコインは、21日に一時1,200万円台まで下落。しかしその後はFRBの早期追加利下げ観測が台頭してきたことで持ち直した。28日は米国が感謝祭の日だったこともあり参加者が少なく、日中は1,420~1,440万円の狭いレンジで推移。夜に多少大きく上下したがその後1,420万円付近で落ち着き、週末29日も引き続き1,420万円付近に留まった。(注:チャートは米ドル表記です)
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