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May

NYダウが6連騰

user 著者 鳥羽賢

NYダウは8日も上昇して終了した。

早期利下げ期待が買い材料に

先週金曜に発表された米4月雇用統計が予想を下回ったことで、米ではFRBの早期利下げ観測が再び台頭しその後NY株式市場にとって買い材料になっている。8日も序盤から堅調な展開となり、開始直後にマイナスだったダウ工業平均はその後中盤から終盤にかけて上昇が継続。終値は172ドル高で、6営業日連続高となり39,000ドルを回復した。

今日の展望

今日は午後8時にイギリスの政策金利が発表されます。

日本225(円)

前日から一転して暴落

連休明け7日は日経225平均が一時600円以上高となる暴騰相場だった東京市場だが、8日には一転して暴落と乱高下している。前日のNYダウは32ドルの小幅高で終わり、8日の東京市場では158円安の38,677円で寄り付き。前場にはハイテク株を中心に売りが多く入り300~400円下落した後、後場は主に38,200円台の安値で推移し、終値は633円安の38,202円だった。

米ドル/円

155円台後半まで円安に

先週は一旦1ドル=160円台まで円安が進行した後、2回の日銀介入と米4月雇用統計の発表を経て151円台まで円高になる乱高下があった。そして今週になると新しい円高材料はなく、またジリジリと円安になっている。8日早朝に154円台後半だったレートは、午前中にやや大きな円安の動きがあり155円を突破。その後日銀植田総裁による早期利上げを示唆する発言があっても止まらず、夜になると155円台後半になったがその水準で落ち着いた。

WTI原油

一時約2ヶ月ぶりの安値

NY原油は8日朝方には78ドル台で推移していたものの、中東の休戦交渉への期待などから日中は下げが継続。夕方頃には一時77ドルをつけて3月中旬以来約2ヶ月ぶりの安値となった。その後多少反発した後、午後11時半には米週間原油在庫が発表され予想の前週比110万バレル減に対し発表は140万バレル減少と予想より大きい減少幅だった。この統計を受けてその後は急騰し、9日朝までに79ドルを回復した。

ポンド/円

本日は英政策金利発表

9日の午後8時に英中銀が政策金利の発表を予定しており、5.25%のまま据え置きが予想されている。8日朝方には1ポンド=193円台半ばだったポンド/円は、この日の円安トレンドに乗り日中から夜にかけて円安・ポンド高が進行。夕方頃には194円を突破し、9日未明には194円台半ばをつけたがそこで一旦円安が止まった。

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