24日のNYダウは上昇した。
先週金曜にFRBのNY連銀総裁が早期追加利下げに積極的な発言をしたことで、NY株式市場の地合は回復しダウ工業平均は493ドル高で終了した。そして日本が3連休中の週明け24日は先週終盤のリバウンド地合がそのまま残り、ダウは序盤にマイナス圏に沈んだがその後は浮上。中盤から終盤にかけ46,500ドル付近で推移し、終値は202ドル高の46,448ドルだった。
今日の展望
今日は午後10時半にアメリカの9月卸売物価指数が発表されます。同時刻にアメリカの9月小売売上高が発表されます。
日本が振替休日で東証が休場していた24日だが、大阪やシカゴなどの日経225先物は取引が行われた。先週を49,000円付近で終えた先物は、24日の日中は原資産である指数に動きがないために大きく動かず夜まで49,000円を挟んで細かく上下。しかし夜以降のNY株式市場は堅調な動きとなったことから、先物も上昇して25日朝までに49,500円を超えたが25日の東証が始まると急落した。
高市政権の政策への期待と懸念から総理就任以降は急激な円安が進行している。先週には一時1ドル=157円台後半まで円安になったが、終盤にやや円高に動き156円40銭で先週を終了した。そして週明け24日は先週の終値とほぼ同じ水準から始まり、日中は緩やかに円安が進行して夜には一旦157円を回復した。だがFRBのウォラー理事が追加利下げを支持する発言をしたことなどから、そこで円安は止まり25日未明は156円90銭付近で横ばいが続いた。
金利を生まない資産である金は、中銀が利上げをすると相対的価値が下がり売られやすくなり、逆に利下げだと相対的価値が上がり買われやすくなる。先週21日のFRBのNY連銀総裁が利下げ支持の発言を行ったことと、24日にウォラー理事も同様の発言を行ったことで24日は堅調な動きとなった。4,070ドル付近から今週をスタートしたNY金は、日中は小幅下落して一旦4,050ドルを割った。だが午後から夜にかけて上昇し、25日未明に4,100ドルを突破しても止まらず25日午前には4,150ドルをつけた。
ビットコインは先週金曜に海外DEXのHyperliquidで急落したことなどをきっかけに下落し、一時は4月以来となる1,200万円台をつけた。他の金融市場が取引を休止する22日土曜には1,320万円付近に留まっていたものの、23日日曜になると緩やかに上昇し、24日月曜は1,350~1,370万円のレンジで推移。25日未明になると急騰して一時は1,400万円に接近した。(注:チャートは米ドル表記です)
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。